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みそのはなし

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塩分と上手につきあいましょう。

「みそ汁の塩分は少ない」

みそ汁は塩分の多い食品と誤解されている方が多いのではないのでしょうか。

確かに、材料のみそには約10%の塩が入っていますが、みそそのものを食べるわけではないので、みそ汁から取る塩分の量はさほどではありません。それに、みそ汁にはさまざまな具が入りますし、大豆から発酵の際生成する「うま味成分」は、 低い塩分レベルで料理をおいしくする働きがあります。生野菜やおかゆなどに塩を ふりかけて食べるよりも、はるかに塩分を抑えられ、 なおかつおいしく食べられるのです。

「適度な量の塩分摂取を」

体を健康に維持するために必要な栄養素のミネラルの一つに塩分があります。 健康を維持するために摂取する塩分は一日数グラムなのですが、取りすぎると高血圧、脳卒中の原因になり、少なすぎると食欲不振、倦怠感など、特に夏には夏バテの症状が起こりやすくなります。

しかし、塩分摂取の影響には個人差があります。たとえば、高血圧症は 遺伝要素が強く、塩分の影響を受けやすいことが認められています。したがって近親者に高血圧症がいたら注意すべきです。

だからといって、塩分を減らしすぎてはいけません。塩分は体を維持する栄養素の 一つなのですから、自分にあった量を多からず、少なからず上手に適量を摂取してくよう 心がけることが大切なことなのです。

(監修 昭和女子大学大学院教授 木村修一)

体に良いみそ汁のつくりかた

「塩分を減らすダシの取り方」

もう少しみそ汁の塩分を少なくしたい方には、ダシをしっかり取るということが 必要になります。ダシの成分であるうま味は塩分の取りすぎを防いでくれるという実験結果も出ています。
市販されているものでも良いダシのとれるものが たくさんあります。自分で試してみて、おいしいダシがきいたみそ汁ができれば、 さらに塩分を抑えることができるでしょう。

「塩分を減らす具の選び方」

具にも体内の余計な塩分を排出する働きをもったものがあります。わかめ、ひじきなどの食物繊維が豊富なもの、カリウムを多く含むいも類、さらに不足がちなカルシウムを多く含んだ緑黄色野菜、そして、タンパク質を多く含んだ卵なども良い具といえます。
特にタンパク質は、摂取量が多いと塩分に対する舌の感覚が 鋭くなり、少ないと鈍くなるので、これだけでも塩分を抑えることが可能です。


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